Business 事業紹介
浚渫・埋立
船の航路や停泊地を確保するため、海底や川底の土砂などを掘って取り除く
港湾の建設や整備のため、また船の航路や停泊地を確保するため、海底や川底の土砂などを掘って取り除く浚渫(しゅんせつ)工事。
工事方法には、グラブバケットで土砂をつかみ上げるグラブ式浚渫やポンプ式浚渫などの工法がありますが、強力なポンプで水とともに土砂を吸い上げ、陸上へ送って処理するポンプ式浚渫の方が大規模工事に適しているので、当社も採用しています。
また、浚渫工事は海底の掘削等による水質汚濁が問題となりますが、「環境に優しい」をテーマとしている当社では、できる限り低汚濁の浚渫システムを積極的に採用し、常に環境に配慮しています。
一方、埋立工事は土を積んだ土運船(バージ)の船底を開けて土砂を投入する方法や、海上に浮体式の桟橋を連結してトラックから土砂を投入する工法がありますが、施工現場が陸地から離れていても正確かつ機動的な埋立を行えるという理由から、当社は関空をはじめとする沖合洋上空港の建設でも、大型揚土船による埋立工事を導入しています。
これからも機能性と環境共生を両立できる技術を積極的に採用し、よりよい未来づくりに貢献していきたいと考えています。